【2025年最新版】東京都の太陽光・蓄電池の助成金の仕組みや『お得』な情報を徹底解説！

本記事は

• 「助成金って本当に20万円以上金額がもらえるの？」
• 「太陽光と蓄電池の助成金ってどう申請すればいいの？1年以上かかる？」
• 「太陽光と蓄電池の費用が300万円を超えていてなかなか工事に踏み出せないけど安くできないかな？」

このようなお悩みを抱えている方に助成金についてお伝えします。

助成金を活用すればお得に太陽光や蓄電池を導入できます。
ですが、注意点などもいくつかあるので本記事では以下3点について詳しくお伝えします！

1. 助成金の金額について
2. 助成金を得る3つの流れについて
3. 助成金を活用して太陽光や蓄電池をお得に導入する方法

助成金の詳細についてお伝えするだけでなく、助成金をどのようにしたら申請できるのか？

またその助成金を活用してお得に工事するコツについてもお伝えしますのでぜひこの記事を最後までお読みください！

東京都の太陽光・蓄電池の助成金とは?【2025年最新版】

まず助成金とは国や地方自治体で太陽光や蓄電池を設置される方に向けて設けられている制度になります。

地域や地区によって条件などが異なるケースがあります。

助成金をうまく活用できれば太陽光や蓄電池を安く設置できるだけでなく、月々の電気代も大幅に削減できます。

以下の記事では助成金の金額や注意点について説明していきます。

太陽光・蓄電池の助成金は100万円以上もらえる？【東京都限定】

東京都では自然エネルギー利用を推進するために太陽光や蓄電池の設置に対して手厚い助成金制度が設けられています。

具体的にどのような条件で、どのくらいの金額が補助されるのか詳しく見ていきましょう。

うまく活用すれば100万円以上もらえる可能性もあるのでしっかりと内容を確認することが重要です！

東京都の太陽光・蓄電池設置における助成金では以下の4つの条件をクリアすれば補助を受けられます。

助成金の主な要件

年齢や収入等による制限はなく「○○円以下は補助金が使えない」といったルールはございません。

東京都の補助金は基本申請すればもらえると考えていいでしょう。

次は実際の給付金額や、給付金額を用いたシミュレーションをまとめてみました。ぜひ参考にしてみて下さい！

蓄電池の給付金額

	上限額
蓄電池容量6.34kWh未満	19万円/kWh(最大95万円)
蓄電池容量6.34kWh以上100kWh未満	15万円/kWh(最大1500万円) (※太陽光を設置していない場合最大120万円)
補助率	設置費用の4分の3

太陽光パネルの給付金額

・新築

太陽光パネル容量3.6kW以下	12万円/kW(上限36万円)
太陽光パネル容量3.6kW超50kW未満	10万円/kW

　

・既存住宅

太陽光パネルの容量3.75kW以下	15万円/kW(上限45万円)
太陽光パネル容量3.75kW超50kW未満	12万円/kW

　

例:新築の場合

新築

• 太陽光パネル(3.6kW) ＋蓄電池(12.6kWh)　→ 補助金 225万円
  
• (3.6kW×10万円) ＋ (12.6kWh×15万円) 　＝　225万円
  
• 太陽光パネル(3.6kW) ＋蓄電池(12.6kWh)で一般的な金額だと270万円(税込)
  
  なので270万円−225万円＝45万円(実質)で太陽光と蓄電池を設置することができる計算になります。

例:既存住宅の場合

既存住宅

• 太陽光パネル(5kW)+蓄電池(16.6kWh※)　→　補助金  309万円
  
• (5kW×12万円) ＋ (16.6kWh×15万円)　＝　309万円
  
• 太陽光パネル(5kW) ＋蓄電池(16.6kWh)で一般的な金額だと362万円(税込)
  
  なので362万円−309万円＝53万円(実質)で太陽光と蓄電池を設置することができる計算になります。

※蓄電池16.6kWhは家庭用で最大容量になります。

例にある通り条件が変われば補助される金額が大幅に異なります。

設備にかかる費用が小さい物よりかかってしまうデメリットがありますがその分補助金額も高くなるメリットがあります。

ご自宅に合う設備を導入できれば、初期コストを大幅に削減できますね！

では、助成金を得るにはどうすればいいのか次の項目に移りましょう。

太陽光・蓄電池の助成金の手続きは？申請までの流れ

助成金を受け取るまでは、手続きを開始してから4か月〜半年ほどになります。

※自治体によって期間などが異なるケースがあります。

基本的には申し込み書類など工事業者が手続きを代行してくれるのでかかる手間はそこまでありません。

ですがトラブル回避のためにも手続きの内容を押さえておきましょう。

①事前申し込み

購入または工事の契約をする前に事前申し込みを行う必要があります。

簡潔的にまとめると、見積書や申請書などの必要書類をクール・ネット東京に提出します。

事前申し込みは電子書籍であれば数分、紙媒体であれば1週間程度かかるので申請方法に応じたスケジュールで準備を進めましょう。

②太陽光や蓄電池の設置と交付申請・実績報告

クール・ネット東京から事前に受付申し込みの受付通知を受け取った後に契約を結び工事を行います。

電子書籍であれば10分ほど、紙媒体であれば1週間ほどで申込受付通知の返答が返ってきます。

事前申込受付日から一年以内に工事を完了させ「交付申請兼実績報告書」を提出する必要があります。

③補助金の受け取り

実績報告書を提出してから、おおよそ3〜4ヶ月で交付金額が正式に決定します。

その後に申請者へ「交付決定通知書」が送られます。

交付決定通知書が送られてから1カ月程で指定の口座に入金されます。

太陽光・蓄電池の助成金の申請をするときの３つの注意点

東京都の助成金は応募受付の先着順となり予算がなくなり次第受付終了となります。

※クール・ネット東京の予算は現在77%消費されています。(令和7年2月28日調べ)

出典：クール・ネット東京

※現在の残り予算もわずかになってきてますので検討されている場合は早めに申請するのをオススメします！！

クール・ネット東京では事前申込より先に契約を締結してしまうと助成金の対象外となってしまいます。

必ず事前受付が受理されてから契約と工事をするようにしましょう。

また、『SII』に登録されている蓄電池でないと補助対象外になりますので、こちらも注意しましょう。

※『SII』とは一般財団法人 環境共創イニシアチブのことを指します。

SIIは再生可能エネルギーやエネルギー効率化の促進を目的として設立され補助金事業を担っています。

太陽光・蓄電池を助成金を活用してお得に導入しよう

ここまで助成金の金額や申請の流れをご覧いただきましたが初期コストでかかる費用は太陽光と蓄電池だけではありません。

施工を行う業者の施工費等も発生します。

「1番安く工事してくれるところでいいんじゃないの？」

「どこに頼んでも助成金があれば、そこまで費用は変わらないでしょ」

このように思われる方もいらっしゃるかと思います。

ですが業者選び1つで施工後の満足度はかなり異なります。
そのため設備の導入において業者選びはかなり重要な部分になります。

それでは、どの業者を選べば良いのかポイントをあげていきますので押さえておきましょう。

太陽光・蓄電池を導入する業者選びの3つのポイント！

①悪徳業者の特徴

業者を選ぶのに1番気をつけるのは悪徳業者を選ばないことです。

悪徳業者は施工技術や保障等も曖昧な部分があるので業者のHPはあるのか、口コミはどのくらいもらっているのか事前に確認しておきましょう。

安さを前面アピールしている業者もすぐに信頼するのもやめておきましょう。

依頼する側は安ければ安いほど嬉しいものです。

しかし後から

「これが必要」

「これをしないといけない」

このような事を工事中に言われて実際の相場より高くなってしまったケースもあります。

なかには助成金申請は代行できない、相場より高い金額を提示されるといった事例もあるので事前に口コミ評価はしっかり見ておくことが大事です。

②口コミ評価が多い業者

依頼する業者の口コミ評価がどうなっているのかこの部分も重要です。

口コミを多くもらっている業者はその分施工実績が充実している、保証もしっかりしているなど様々な部分で安心できる内容が多くなるからです。

ただし口コミの数は多くても評価が高くないと安心はできません。

口コミの数と評価が高い業者に依頼をしましょう。

③アフターサービスや保障を大切にしている業者

太陽光や蓄電池は10年、20年と使い続ける物になります。

それだけ長く使い続けると、故障や劣化は避けられないでしょう。

そこで重要なのがアフターサービスと保証です。

太陽光や蓄電池は長く使い続けるものなのでアフターサービス等がしっかりしている業者でないと後々困る原因にもなります。

太陽光・蓄電池の工事金額の相場は？

業者によって工事金額は違いがありますが大幅に違いが生まれるほどではありません。

一般的な家庭用太陽光や蓄電池を導入した際の、おおよその相場価格を知っておくだけでも価格基準の判断になるかと思います。

※ただし相場価格なので実際の金額はメーカー毎の初期費用や容量にもよって異なりますので専門家とご相談ください。

蓄電池の相場価格

蓄電池の工事価格の相場は平均的に80万円~180万円程度が相場価格になります。

太陽光の相場価格

太陽光の工事価格の相場は平均的に80万円~133万円程度が相場価格になります。

太陽光・蓄電池の工事を検討している方へ

現在助成金の受付期間も2025年3月31日までと締め切りの期日も迫ってきています。

まだ間に合いますので、早めに申請を開始していきましょう！

※ご自宅によって設置できる・できない物もありますので、早めに専門家まで相談することをオススメします。

【まとめ】太陽光・蓄電池は助成金を活用すればお得！

今回は東京都の多額な助成金について紹介してきました。

東京都は他県には真似できないほどお得に太陽光や蓄電池を導入することができるので確実に申請しておきたい制度です。

しかし助成金絡みでのトラブルは後を絶ちません。

しっかり申請してくれそうな良心的な業者に見積もりを出していただくことをオススメします。