目次
- エネカリってそもそも何?【東京電力の月額料金で利用できるサービス】
- 定期プランで蓄電池の初期費用0円が大きな特徴!
- エネカリの基本的な5つのプラン
- エネカリの口コミや評判は?損をするって本当?
- エネカリの良い口コミ・評判
- エネカリの悪い口コミ・評判
- エネカリの5つのメリット
- ①エネカリの初期費用は0円で利用できる
- ②契約期間中は手厚いサポートも!
- ③余った電気は自由に消費・売電できる
- ④補償サービスも付いてくる!
- ⑤契約終了後は無料で貰える
- エネカリの3つのデメリット
- ①途中で契約を解約できない
- ②与信審査で落ちる可能性がある
- ③総額で見ると購入した方が安い
- エネカリを検討するなら3つの注意点
- ①補助金は必ず活用するように
- ②希望のメーカー製品を取り扱っているか
- ③サービスのオプションは確認すること
- エネカリって何?評判やメリット・デメリットを分かりやすく解説!【まとめ】
本記事は
・エネカリで契約したら損をするって聞いたけど…
・あんまり良い評判は聞かないけど、実際どうなの?
このようなお悩みを抱えている方にエネカリについてお伝えします。
エネカリを利用すれば、100万円以上もする太陽光や蓄電池の初期費用を0円で導入する事ができます!
ですがエネカリには向き・不向きがあるので本記事では以下の3点について詳しくお伝えします!
・エネカリのメリット・デメリット
・エネカリを利用するのに向いている人
エネカリの詳細をお伝えするだけでなく、自分はエネカリを利用するのに向いているのか判断できる様に解説していきます!
エネカリについて調べている方や、エネカリを知らない人はぜひ最後までお読みください!
エネカリってそもそも何?【東京電力の月額料金で利用できるサービス】
エネカリは東京電力グループが提供するサービスで、太陽光や蓄電池の初期費用を0円で導入できるサービスです。
東京電力のグループ企業「TEPCOホームテック株式会社」が運営しています。
定期プランで蓄電池の初期費用0円が大きな特徴!
太陽光・蓄電池本体の購入や設置の工事費用などで大きなお金が必要となりますが、エネカリでは定額料金のなかですべての費用をまかなっています。
そのため、太陽光や蓄電池の導入に必要な初期費用を0円にできることが最も大きな特徴として挙げられます。
エネカリが初期費用0円を実現できているのは、初期費用を分割払いの形でまかなっているためです。
契約形態としてはローンやリース契約と似ており、無料で太陽光や蓄電池を導入できるサービスではないので注意が必要です。
ただし、まとまったお金が必要ではないので導入するハードルが格段に下げられます。
このようなことから、エネカリは太陽光や蓄電池の利用を検討している方々に注目されています。
エネカリの基本的な5つのプラン
プラン | 導入設備 |
ふだんは省エネ、まさかのときも安心プラン | ・太陽光 ・蓄電池 ・オール電化(エコキュート・IH) |
つくって貯めて、節約プラン | ・太陽光 ・蓄電池 |
停電になっても安心の、防災プラン | ・太陽光 ・蓄電池 |
上手に貯めて、かしこく走るEVプラン | ・太陽光 ・VH2システム |
太陽光をかしこく使う、FIT満了プラン | ・蓄電池 |
エネカリは5つのプランを用意しており、それぞれで導入する設備や目的が異なります。
5つのプラン名は組み合わせのサンプルになります。
プラン以外の内容で見積もり依頼をすると、要望に応じて5つ以外のオリジナルプランとして対応してくれます。
エネカリの口コミや評判は?損をするって本当?
ここまでエネカリの基本的な情報をお伝えしましたが、本当に得をするだけのサービスなのでしょうか?
人によっては、エネカリでの導入は損をするからオススメしないといった声も聞きます。
エネカリで導入をするには、メリットだけでなくデメリットも見てみないと判断が難しいかと思います。
そこで、次の章からはエネカリの利用者や導入を検討した人のリアルな口コミや評判を解説していきます!
エネカリの良い口コミ・評判
エネカリにはこのような良い口コミや評判が見受けられました。
太陽光のパワコンが老朽化してるので、交換と合わせてエネカリに蓄電池の見積もり依頼してみた。月々9000円くらい?15年リース。
当然これ購入した方が安いんだけど、
やっぱり24時間365日のサポートとか、自然災害補償とか手厚いのが助かる。
前にエコキュートが故障した時は散々だったからw
→出典:X(旧:Twitter)
機器を導入するにはやはり大きなコストがかかるなぁと思っていました。
調べてみたら、エネカリなら初期費用0円で導入できることを知って、これなら、一度に大きな出費がなく、ほしい機器が一度に導入できていいなぁと思いました。実は、今の家を築25年くらいの時に建て替えようと考えています。いま築10年で、後15年くらいがそのタイミングになります。
エネカリは利用期間15年で太陽光発電と蓄電池が導入できるので、ちょうどいいなぁっていうのもありましたね。また、利用期間中は保証が付くので、その間に何があれば対応してもらえて非常に安心なところも、大きなポイントです。
→出典:エネカリ公式HP
「サポートや補償が充実していて助かる」
「導入コストが気になっていたけどエネカリの初期費用0円で導入が出来たから良かった」
というエネカリの良い口コミ・評判が見受けられました!
エネカリは初期費用0円で、太陽光・蓄電池などの導入費用を分割払いにするサービスです。
費用負担が分散されるので価格を気にせずに希望する設備を導入可能です。
また、契約中は24時間365日対応してくれる電話窓口や、製品・工事保証などがあるので安心して過ごせる手厚いサポートがつきます。
エネカリの悪い口コミ・評判
エネカリにはこのような悪い口コミや評判が見受けられました。
TEPCOホームテックさんのエネカリの見積りをとったら、めちゃくちゃ高値をふっかけられた。
あわせて依頼する外壁、屋根塗装なんて施工したハウスデベロッパーより100万も高くて笑った。
せっかくだし太陽光蓄電池は相見積とろう。修繕もデベロッパーかな…
→出典:X(旧:Twitter)
すみふエネカリ。
同じ屋根でのシミュレーションでも他社より出力低い。
他社A:4.1
他社B:3.8
エネカリ:3.1
(⑉•̆ ·̭ •⑉)モー!!
蓄電池4.2→6.5にすると月々2000円プラス。6.5kwhにした方がいいかな?
電気代で計算すると2.3kは2100円くらい。結果はとんとん?
→出典:X(旧:Twitter)
「見積もりを取ったら高額だった」
「シミュレーションで他社より太陽光の出力が低かった」
という、ややネガティブなエネカリの口コミがありました。
エネカリはサポートや保障がある分、購入するより高額になりやすい特徴もあります。さらに、リースによる分割支払いサービスでは金利があり製品が限られています。
また、製品によってはエネカリ対象外の製品があるため導入する際は注意しないといけません。
ここまでの口コミや評判でエネカリの実情は知れたかと思います。
ですが、口コミや評判だけでは自身がエネカリに向いているのかどうかの判断が難しいかと思います。
そこで、次はエネカリの本当のメリット・デメリットについて詳しく解説をしていきます。
エネカリの5つのメリット
エネカリには初期費用0円という大きなメリットがあります。
初期費用の他にも大きなメリットがあるので、次は5つのメリットをご紹介していきます。
①エネカリの初期費用は0円で利用できる
エネカリを利用すれば太陽光や蓄電池で必要な初期費用が不要となります。太陽光や蓄電池は導入に100万円以上の資金が必要です。
助成金や補助金を活用しても導入のハードルが高いのが現実ですが、エネカリを利用すれば導入のハードルが下がるサービスとなっています。
②契約期間中は手厚いサポートも!
エネカリの定額プランのなかには24時間・365日のサポートが付いているのが特徴的です。
なんと急なトラブルでも、すぐにコールセンターに相談できます。
このような手厚いサポートがあれば、太陽光や蓄電池のトラブルで悩む必要がありませんので、いつでも安心して太陽光や蓄電池を利用できるでしょう。
③余った電気は自由に消費・売電できる
エネカリは太陽光によって発電した電気は家庭内で使うこともできますが、使いきれず余った電気は電力会社へ売電ができるのも特徴です。
売電によって得られた収入は月々のリース料の足しになることでしょう。
④補償サービスも付いてくる!
エネカリには初期費用が0円になるだけでなく、自然災害や事故などにおける損害への補償サービスも付いています。
定額の料金のなかに含まれているため別途で料金が発生する心配はありません。
太陽光や蓄電池は落雷や風水害による損害を受ける可能性があるため、補償サービスは安心して過ごせる内容となっています。
⑤契約終了後は無料で貰える
エネカリは10年もしくは15年の支払い期間が設けられている定額制のプランになります。
支払い期間が終われば、導入している太陽光や蓄電池をそのまま自身の物として使用可能です。
エネカリの3つのデメリット
エネカリのデメリットは、エネカリが向いていないと感じる元になる内容となっています。
ここからはエネカリのデメリットについて解説していきます。
①途中で契約を解約できない
エネカリは太陽光や蓄電池をレンタルするサービスではないため、途中で契約を解約ができません。
正確には解約ができないのではなく、途中で解約をすると支払いが終えていない分を請求されることになります。
初期費用0円で利用できるためお試しで利用したいという思いもあるかもしれませんが、その点には注意が必要です。
②与信審査で落ちる可能性がある
エネカリは契約前に与信審査があります。申し込んでから1〜3日手続きで待つことになります。
与信審査に落ちる理由として、契約者や東京電力にメリットが無い場合や、築年数が古い住居等が理由となります。
審査は無料で受けられるので落ちたとしても損することはありませんが、落ちてしまうと利用できない可能性があります。
③総額で見ると購入した方が安い
エネカリは一括購入と比べて総額のリース料が高いです。
購入するときと比べて金利や手数料が高額になる理由としては、施工・機器保証でサポート等が含まれている所にあります。
エネカリの契約期間は10年か15年の2種類なので、年数が長い分金利や手数料が多く取られます。
太陽光や蓄電池を導入したい人で総額が気になる方は一括購入のほうがお得です。
エネカリを検討するなら3つの注意点
エネカリで導入を検討されるのであれば、3つの注意点をおさえておかなければ損をしてしまう可能性があります。
エネカリを検討する際の注意点について以下の3点を解説します。
①補助金は必ず活用するように
国や地方自治体では太陽光や蓄電池の導入を後押しする補助金制度があり、エネカリでも利用可能です。
自治体によっては100万円超えの補助金が出る場合があり、活用しなければ損をしてしまいます。
条件や金額、申請方法などは自治体ごとに異なるため、太陽光や蓄電池の導入を検討する際は必ず確認しておきましょう。
②希望のメーカー製品を取り扱っているか
エネカリでは希望するメーカー製品の取り扱いの関係で、組み合わせて導入できない可能性があります。
エネカリの指定メーカーなら自由に組み合わせられるケースもありますが、取り扱っていない製品を希望した場合は断られる可能性が高くなります。
希望メーカー等がある際は審査の前にエネカリに確認することをオススメします。
③サービスのオプションは確認すること
エネカリの補償サービスやサポートは定額料金に含まれています。
しかし、ほかのサービスを利用した場合に補償サービスやサポートの利用料金が別途で必要になる可能性があります。
導入の際には事前にオプションも含めたトータルの料金を見て検討しましょう。
エネカリって何?評判やメリット・デメリットを分かりやすく解説!【まとめ】
今回は太陽光や蓄電池の導入を手助けするエネカリについて紹介してきました。
紹介してきた内容をまとめると、エネカリを導入するのに向いている人は
・初期費用0円で導入して売電収入してみたい
・何かあったときにサポートや保障サービスといった安心が欲しい
こういったお悩みを抱えている方にオススメです!
しかしエネカリだけがお得に導入できるとは限りません。
太陽光や蓄電池をお得に導入したい、検討している方はプロの専門家に相談して複数の見積もりを取ることをオススメします。